2017 07 ≪  08月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 09
スポンサー広告スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| ▲ top | 編集 ブログランキング・にほんブログ村へ←気に入ったら”ポッチン”して下さい☆

詩歌2012年詩歌
- 2012/01/24(Tue) -

2012年01月
息災のあかし嬉しや松飾
紅さして年の始めの若づくり
年明けに集ふ食前和のかほり
みどり葉に守られ万両真紅の実
冬枯の庭に小鳥の餌をしかけ
球根の合間うめるや霜柱
枯蘆のうねり模様に見とれをり
烈風にむかふ歌声冬の土手
枯草にまみれ三毛猫姿なし
大寒の朝に届くや花の鉢
テレビ観る夫(つま)の綿入れ姑(はは)のこゑ
雨降りや小さく籠り暖をとる
しのばるる母のおもかげ夜半の雪
植鉢の花雪に凍む明けの朝
にぎにぎしシャベルの音や雪の朝
カーテンを開けてリビング冬うらら
ひかり射す観葉の鉢冬の午後

02月
夢に逢ふ吾子必ずやほほ笑みて声なきままに又消へ去りぬ
年月を経て思ひ出す幸せの場面あれこれ夫と語れり
命日を忘ることなく友来たる感謝と共に又別れをり
土色の庭に嬉しや蕗の薹
いぬふぐり土手一角の天下かな
この年も律儀に咲くや節分草
蝋梅やペダル踏む友見送りぬ
梅早し通りの角に笑み集ふ
曇天にためし啼きする雲雀かな
梅林やまぎれ咲く桃庇ひけり
心根を優しくするや夜半の雪
腰痛や三寒四温恨み節

03月
あれこれと荷造りするや春日和
三十路笑む玩具眺めて春うらら
念願の城に招かれ桜もち
手伝へる喜びの時春日中
春近し庭ゆるゆるとうごきをり
ひと晩の雨に目覚めし花芽かな
春雨のしずく纏ひてきらめきぬ
枝先の色ほんのりと春きたる
きょうだいの集ふ口実梅観かな
濃く淡く幕山の梅見頃なり
そよ風や裾までうねる梅のゐろ

04月
満開のさくら仰ひで風まちぬ
病む友へ写メールおくる花見かな
息災の証なるかや花見客

05月
庭清むしたる雫や春の雨
音なくも肌うるほふや春の雨
小ぬか雨葉蔭にひそむ春の虫
雨あがるひかる小路の春の草
風かほる木々のみどりや草のみち
野辺山や蝶あないする藪の道
苗さはぐ午後の散歩や夏燕

6月
十薬の白き小道や音消ゆる
ふんわりと葉蔭の蝶や風わたる
静けさや苔むす木陰糸とんぼ
切り株に腰かけ薫風待ちわびぬ
木々深く涼しさ増すや鳥のこゑ

7月
空を掃く若竹眺めひとやすみ
竹騒ぎ汗引くを待つ木陰かな
ねじ曲がる古木かこむや今年竹
竹林や蝶じぐざぐに去りゆきぬ
夏の蝶ひと待つ木陰ときの風
待ち人の影きたりなば蝉のこゑ
氷菓子含み安堵や昼下がり
姦しきこゑ留まりて暑さ増す
打ち水や束の間庭のよみがへり
自転車の友炎天下羨(とも)しめり
家中のドアー開け放ち涼もとむ
夏の夜の乾杯音頭笑み集ふ
里帰り集ふ食卓生しらす
義姉(あね)の汗自慢料理に迷ひ箸
愛らしき指よりいずる蝶の曲
朝靄に浮かぶ大輪百合の花
そそぐ日に負けじとゆらぐ鉄線花
草の中虎尾草(とらのお)ここぞと立ちにけり
薄墨の庭に浮かぶや半化粧
かたはらに水分塩分老ひの夏
フル回転大もてなるや冷蔵庫
染み透る無味なる美味や氷片

8月
共に酔ふ夏リビングの五輪かな
凄き技歓声あぐや熱帯夜
観客も拳に力夏祭典
夏未明拍手喝采金メダル
項垂るる若人憐れ親の身になって探すやかける言の葉
又けふも寝そべる我に蝉しぐれ
呼び鈴の遥かに聞こゆ昼寝時
力なく仕度する音や夏夕餉
食卓に気付けばけふも冷奴
朝まだきひそむ日輪夏の雲
忍びゆく目覚むる前の夏の道
朝ぼらけふはり輝くや猫じゃらし
気だるさや避暑への誘ひ生返事
気がつけばごろり昼寝やけふもまた
恨めしやけふも待ちわぶ秋の風

9月
ため息や暦めくりて蝉しぐれ
荒れ果てし庭横ぎるや秋のてふ
朝夕に騙され怨む昼の汗
日の暮れて虫の音よする庵かな




==============こうしちゃいられない============

もろびとよ 耳を塞ぐな目を見張れ
虚空の果ての幻の 痛み見通し現し身の
穏やかな日々 不思議に思え

濃き靄の 先に構える暗黒の 震え見据えて策巡らそう
心売り 富得し時代(とき)に決別し
深き心で行く先の 明るい日本の礎築こう

もろびとよ慈悲深き 心とその手を繋ぎ合い
夢を育くむ子らを護ろう
===========================================


夏ばてか次々ダウン家電ども
秋のこゑ持病の腰痛目覚めをり
先読めぬ気候の変化衣替へ
虫の音や帰郷の息子なごみをり
親ばかやふる舞ふ夕餉秋の幸
何もせぬ秋の夜長や水入らず
突然の秋の訪れ探し物
気がかりの庭の手入れや秋の花
窓閉めに気遣ふ夜半や秋到来

10月
風唸る夜半の狼藉野分かな
横たはり咲く花愛し野分あと
爪痕の野分ニュースや胸痛し
うつりゆく眺め朝寒草葎
漫ろ道地べたにとまる秋の蝶
露おちて小犬の道や草の原
漫ろゆく肩にちゃっかり秋あかね
秋桜のゆれ迎へるや里帰り
柿の実の色付く里や義姉(あね)の笑む
秋風の頬にやさしき墓参の日
秋陽降る芝に墓参の影ふたつ
賑々し百舌の番の飛翔かな
覆ふ草押し分け進む里の秋
畔染むる紅の主あかまんま
野草の名忘れ気がかり秋の畔

11月
笑ひ声ふとひとりなり秋時雨
庭紅葉たへる葉先のひと雫
秋雨や鳥の声のみ通しをり




========モテ期==============

集うこと語ろうことの歓びを忘れスマホに見入る若人(ひと)
隣合わせた友人と弾ける笑顔声もなく
画面見つめて笑む顔可笑し
早押しの妙技に見とれ驚きて我も向かいで一人笑む
見渡せば老いも若きも手にスマホ人差し指のモテ期なり
居心地の悪き車中の眺め一筆

=========================


真夜中のベル胸騒ぎ姑逝く偲ぶ笑顔に感謝の涙
姑(はは)偲び皇帝ダリア仰ぎ見る
姑(はは)笑むや黄泉への土産夕紅葉
哀しみに集ふ孫たち頼もしく姑(はは)軽々と運ばれ発ちぬ
錦絵の眺め土産に黄泉の国姑(はは)の旅立ち目に焼きつけん
遺されし縁あるひとの交流に姑(はは)の笑顔の間近に感ず
姑(しゅうとめ)の好物並ぶ食卓に夫(つま)ひと呼吸箸つけ食めり


12月
夕紅(ゆうくれなひ)浮かぶ黒影冬木立
冬の夕塒に向かふ鷺の声
寒空に早々閉める雨戸かな
義弟(おとおと)の病の報に驚きて流るる画面虚ろに眺む
妹の戸惑ふ姿目に浮かび眠れぬ夜半の長き静寂
SOS届き出かける足元に木枯らし吹きて足取り重し
看病の遠き道のり妹あはれ遠き眼差しただ添ひ黙す
年終はる頃に災難降りかかり親族気落ち邪気払いたし
来たる年希望抱きて迎えたし福の神こいこっちに来い


| コメント(2) | トラックバック(0) | ▲ top | 編集 ブログランキング・にほんブログ村へ←気に入ったら”ポッチン”して下さい☆

<<雪解け(4枚目/4) | メイン | ご挨拶>>
コメント
 -
じっくり拝見しました。
「夫・・姑」の句は我家も同じようです。
お裁縫が達者だった姑は、今は針を持つ気力さえありません。
2012/01/25 14:44  | URL | hanako #sktWpA2Y[ 編集] |  ▲ top

hanakoさん♪ -
コメントありがと~♪
私の縫ったものも私より長くこの世に存在するのかな~・・
などと、思いを馳せるオ・ト・シ頃になりました。^^;
2012/01/26 08:48  | URL | 雅陽 #mQop/nM.[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://jigajisan2.blog85.fc2.com/tb.php/1644-8aa017ae
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。